ペン吟Blog

30代サラリーマン 日常で感じたことを徒然なままに書き殴ります

別れさせ屋の件について

最近ちょっと気になったニュースに関して。

 

別れさせ工作 公序良俗反せず | 2018/8/29(水) 21:40 - Yahoo!ニュース

 

ニュース番組でも取り上げられているので、知っている人も多いだろうが

一応簡単な概要を。

 

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登場人物は4人。

 

A(♂):別れさせ屋に依頼した人物

B(♀):Aの元カノ

C(♂):Bの現在カレシ

D(♀):別れさせ屋

 

BとCの別れさせ工作をAが依頼した。

依頼金は着手金が80万、成功報酬は40万の計120万。

 

別れさせ屋の取った方法はいたって簡単なやり方。

 

DがCに道を尋ねるふりをして接近。

連絡先を交換しCとDは何度か食事に行く仲になる。

 

で、ある日BとCがデートをしているところにDが登場。

 

「私はこの男(C)と何度か食事に行った」と告白。

 

それを聞いたBは程なくしてCと別れた。

 

依頼人Aの目的は果たされ、成功報酬120万が支払われた・・

 

はずの話。

 

それがなんと「別れさせ方が社会道徳に反している」という理由で

Aが「120万のうち50万しか払わない」と言い出し裁判にまで発展。

一審・二審ともに男性への支払いを命じた判決が下っている。

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これはなんだ。

Aが何をしたいんかマジで意味不明。

 

第一に、別れさせ屋は、BとCを別れさせる、という目的を果たしている。

その別れさせる手段に細かい約束事があったのかは知らんけど結果が全て。

依頼人のAも依頼が叶ったわけで、今になって何を言いよんの、という話。

 

次に50万と言うのも意味がわからん。

着手金80万、成功報酬40万なのだから、80万(or40万)は払う、ならまだわかる。

そもそも着手金ってこの依頼が成立した段階で払うべきものなんじゃないんか。

 

まあ、とはいえ今のAの目的は一つ。

金を払いたくない、というだけやろう。

 

よくわからんのが、AはまだBが好きなんか、いうところ。

Cと別れた後、Aは再びBと付き合おうと考えていたのか、

それともBを不幸にしたい一心で別れさせたかったのか。

 

どちらにしろすげえ執念。

 

上記の金の件といい、Aは相当自己中心的かつ執念深いんやろう。

 

ちなみに俺もフラれた事はあるし、

元カノが違う男と付き合ったなんて事を聞いた事もある。

 

ただ俺の場合、別れてすぐに元カノに新しい彼氏が出来た、

というシチュエーションを経験した事がない。

 

よくドラマとかにある

「ごめん、好きな人が出来たの」

などの理由でフラれた事もない。

 

元カノに彼氏が出来た、と聞いても時間も経って思い出になってるので

「そっかー」と軽くノスタルジーを感じるものの、それ以上の感情はない。

 

このAの場合は十中八九、Cに取られた、と考える。

もしくは別れてすぐにCと付き合い出した。

で、その際にBにこっぴどいフラれ方をしたんやろう。

 

そうでもなければ、別れさせ屋に120万を払ってまで(実際は払ってないが)

元カノに復讐するという執念が湧き起こらんはず。

 

普通の精神ではないね、Aは。

 

そして意外に可哀想なのだと思うのがC。

 

道を尋ねられ教えた女子から連絡先を聞かれた。

連絡が来てご飯に誘われた。

そしてご飯に行った。

本当にそれだけなら、マジで何も悪くないと思う。

 

どっからが浮気か、とよく線引きの話が持ち上がるが、

これはアウトじゃないやろう。

 

気持ちが生まれたらその時点で浮気、という指摘は今回はなしで。

なんせわからん。

あくまで状況からだけの推察。

 

しかし、今回の別れさせ屋

調べてみると復縁屋ってのと兼業している場合が多いみたい。

 

どうせなら復縁屋に依頼するような恋と別れをしてほしいもんだ。

と思う日曜日。

 

ではまた。