ペン吟Blog

30代サラリーマン 日常で感じたことを徒然なままに書き殴ります

30代後半からのちょっと変わった転職活動

今の会社に入社して12年。一筋でやってきた。

 

昨年のちょうど今頃、かなり重たい案件を抱えていた。

 

9月中旬から始まり、11月下旬に終わるプロジェクト。

 

1年前の今頃、そのプロジェクトのちょうど中盤くらいの時期。

 

残り約1ヶ月を考えると、頭が痛くなる毎日を送っていた。

準備がうまく進んでいなかった。

 

ただ、方向性は間違えていなかったし、計画も綿密に立てた。

何より全力で取り組んでいた。

 

このままいったらやばいかもよ、と客観的には理解しながらも

時間が足りない、という現実の中で準備を進めていた。

 

11月になってからは怒涛のように毎日が過ぎた。

休日もほとんど働いていた。

 

それでも結論から言うと、そのプロジェクトは失敗に終わった。

 

クライアントからもクレームが来たし、社内的にも上司・同僚に助けてもらった

あの時助けてもらったことは忘れないし、感謝している。


ただ感謝したのと同時に、「もう辞めたい」と強く思った。

 

あれから1年。

 

相変わらず今も、「辞めたい」と強く思っている。

 

こんな気持ちが1年続いたのは12年間の

サラリーマン人生で初めて。

 

もちろん現在の職場環境が良くないことも大きく関係している。

 

なので、人生で初めての転職活動をすることにした。

 

30代後半という年齢。来春には結婚予定。

 

やりたいことがあるから転職する、のではなく

今の仕事から逃げ出したいから、という動機。

 

どう考えても、甘い!と思われそうだが、動き出してみようと思う。

 

こないだのブログでさらっと転職サイトに登録したことを書いたが、

実は、まあまあ重たい思いで登録していたのである。

 

今の仕事を続けながら転職活動をする、というのが目下の状況。

 

転職活動を精神的な逃げ場にしたい、と思っている。

 

さらに甘い!と言われそうだ・・。

 

「死に物狂いで」「全力で」「100%で」「必死で」

 

それくらいの形容詞がつくくらいの活動をしないと転職できないのかもしれない。

 

でもやり方なんで千差万別だし、何がきっかけでどうなるかなんてわからない。

 

できれば、リスクを取らずにやりたい。

そして余裕のある状態で取り組んでいきたい。

 

そっちの方が最終的に成功する気がする。

 

なぜなら、去年の今頃に苦しんだプロジェクトは、

常に全力で取り組んだにも関わらず失敗したから。

 

あの時の経験から、肩肘張らずに余裕を持った状態で取り組むことの重要性を学んだ。

 

いくら綿密に計画を練っても、計画通り行くことなんてまずない。

 

それに焦って、取り返そうとさらにもがいても大概上手くいかない。

 

むしろ、そんなもんだろ、と割り切れる余裕を持っていた方が対応できる。

 

自分を自分でどう動かせば、上手く進むか。

 

それがわかったのがあの経験だった気がする。

 

そういうわけで、転職活動をする事で精神的な逃げ場を保ちつつ、

でも良い条件の仕事や興味のある仕事が見つかれば、トライする。

 

そのようなスタンスの転職活動をやってみたいと思っている。

 

このブログでも定期的に状況は報告したいと思う。

 

人生なんて死ぬまでの暇つぶし、と誰かが言っていた。

 

それくらい、開き直っても全然いいんじゃないか。

 

そういう気持ちでやってみます。

 

ではまた。