ペン吟Blog

30代サラリーマン 日常で感じたことを徒然なままに書き殴ります

ロビンソン

今日は大好きなバンドであるスピッツの代表曲について。

 

▶︎ロビンソン

 

 

ロビンソン

ロビンソン

 

 

 

この曲が発売になった年、僕は中学1年生になったばかりでした。

 

小学生から中学生に上がった時って急に大人びた感覚になりません?

 

制服に変わった

購買部で買い物する(これは学校によるか)

部活がある(これも学校によるか)

カップルが出来たりする(これは学校によるのか?)

 

まあ俗に言う思春期が訪れる頃合いですよね。

 

そんな時期に聞いたのがこのロビンソンでした。

 

すぐに好きになりました。

 

なんで好きなのか。

 

自分的な理由をいくつか。

 

▶︎イントロのアルペジオ

 

イントロの繰り返しの部分です。

このイントロが個人的にはたまりません。

 

春特有の出会いと別れの哀愁というか、青春の甘酸っぱさというか、

そういったものがこのイントロを聞くとこみ上げてきます。

 

特に自分が中学1年生だったのが影響していますね。

 

これからの中学生活どうなるんだろう、っていう不安と期待が

あのイントロとうまーく絡み合っていました。

 

ちなみにギターの三輪さんはアルペジオしか出来ない

自分が嫌いだったそうです。

 

しかしプロデューサーの笹路さんからアルペジオを褒められ、

自信を持てるようになったそうです。

 

スピッツの曲はアルペジオを用いたものも多いですし、

これが良い転機となったんでしょーかね。

 

▶︎歌詞

 

これはロビンソンに限った話じゃないんですが。

スピッツの曲はほとんどをボーカルの草野さんが作詞・作曲してます。

 

スピッツのイメージを挙げる時、やっぱりその独特な歌詞があると思います。

 

スピッツの曲の根源にあるテーマについて、昔読んだインタビュー記事で

草野さんは、

 

「死とセックス」

 

と言っていました。

 

草野さんの書く歌詞は時に爽やかで可愛らしい表現もありますが、

実のところは上記のテーマを秘めていたり、と想像してしまいます。

 

このロビンソンの歌詞でお気に入りの部分は2番の歌詞です。

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片隅に捨てられて 呼吸を止めない猫も

どこか似ている 抱き上げて 無理やりに頬寄せるよ

 

いつもの交差点で 見上げた丸い窓は 薄汚れてる

ぎりぎりの 三日月も僕を見てた

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これ、さっきの「死とセックス」というテーマから考えると

すごいエロティシズムを感じるんですよね。

 

特に、いつもの交差点〜 の流れに関してはセックスを連想します。

 

いつもの交差点=いつものアングル

見上げた丸い窓=女性器

ぎりぎりの三日月=勃起した自分の息子

 

いつものアングルで見た(あなたの)女性器は薄汚れてる。

(それでも)自分の息子は勃起しています。

 

この後に続く歌詞にも意味が通る気がするんです。

 

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待ちぶせた夢のほとり 驚いた君の瞳

そして僕ら今ここで 生まれ変わるよ

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※これ完全に自分の解釈ですし、下ネタで書いてるわけでもないです。

不快に感じた方がいたらすみません。

 

ただ、中学1年生の時にこれを連想していたわけではなく、

後々聞いているうちにふと思いついんたんですね。

 

これはロビンソンだけではなくどんな曲でも同じと思います。

聞く時の自分の年齢や境遇で同じ曲でも違う解釈になりますよね。

 

ただスピッツの場合は、草野さんの書く詩が独特なので、

よりそれを聞く時の状況で解釈が変わるような気もします。

 

▶︎タイトル

 

これはロビンソンの語り草となっている話ですが、

当時、ロビンソンでスピッツを知った人が多く(自分もその一人)

歌手名(スピッツ)と曲名(ロビンソン)がよくごっちゃになってました。

 

ただこの「ロビンソン」というタイトルはインパクトありましたね。

 

ちなみにこの「ロビンソン」は仮タイトルだったみたいです。

 

なんでも草野さんがタイに旅行に行った際にあった

ロビンソン百貨店」から取ってきたようですが、

それがそのまま正式タイトルになったそうです。

 

洋楽っぽくて格好いいタイトルと思います。

 

なかなか無かったですよね、それまでこういうタイトルは。

 

そんなわけで、当時中学1年生だった僕がはまったロビンソン。

 

この曲について書かせてもらいました。

 

スピッツに関しては大好きなバンドなので、

今後も当BLOGで紹介していきたいと思います。

 

歌詞の魅力についてもおいおい自分なりに書いてみたいと思いますね。

 

ではまた。